柏坂旧へんろ道は地域の宝です!!

 愛南町では、へんろ道ウォーク「トレッキングザ空海あいなん」を平成19年11月24日(土)25日(日)の二日間にわたり開催いたします。
 詳しい内容はこちらから。


 内海中学校生徒の皆さんが作成した柏坂へんろ道の地図をダウンロードできます。 こちらから(PDF)

柏坂旧へんろ道について
 四国霊場のうち「菩提の道場」(伊予)とは難苦行を経て悟りの境地に入るということであろうか、愛媛県の南予地域は山がちでへんろ路も急傾斜の山道が多い。土佐と伊予の国境、「松尾坂」は標高300mの坂道である。この坂道を越え、40番札所「観自在寺」に着く。観自在寺から41番札所「龍光寺」へはさらに多くの坂道を越えていかなければならない。
 愛南町内海地域の柏地区から柏川沿いにその山腹に分け入る道で、旧宇和島街道へと通じる標高460mの急勾配の坂道が「柏坂旧へんろ路」である。大正8年の旧鳥越随道開通(海岸回りの幹線道)まで、地域住民の生活道・交易道でもあり、主要道として多くの霊場巡りのお遍路さんが歩いた険しい山道である。
 「シャボン玉」「七つの子」「青い目の人形」など多くの童謡で知られる詩人・野口雨情が昭和12年、柏地区を訪れたときにこの山道の歴史に思いをはせて「松の並木のあの柏坂、幾度涙で越えたやら」と詠ったほどである。
 しかし、その難所越えの辛さを補って余りあるのが景観の素晴らしさである。難苦行の果てに望めるものは、天に昇る竜を思わせるような由良半島と、遠く沖に霞む九州の山なみの絶景である。通る者をまるで悟りの境地へ導くかのようである。
 昭和60年(1985年)に旧内海村の地域おこしグループ「柏を育てる会」がそれまで通行不能道として獣道と化していたこの道の草刈りを実施し、「柏坂旧へんろ路」として復活整備したのをきっかけに、以後毎年2回、春と秋に草刈りを行ない、路の保存整備に努めているほか、柳水大師堂の建替え、桜の植樹、標識や案内板の整備、路中2箇所にトイレ整備など、お遍路さんの通行を容易にするために努力している。
 平成6年(1994年)には柏自治会と柏を育てる会により「へんろ路ウォーク大会」が初めて開催され、平成10年(1998年)には新生内海50周年記念事業として「トレッキング・ザ・空海」と題したウォークラリーを開催しイベントを発展さている。また、同年内海村商工会青年部による「癒しの椅子」整備など、村を上げての整備、PRを着実に進めている。




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柏(起点)

柳水大師

清水大師

清水大師

接待松

つわな奥展望台

茶道大師

大門(終点)